事件名 |
東京大空襲 |
国 名 |
日本 |
年月日 | 1956年10月〜12月 |
詳 細 | |
太平洋戦争(第二次世界大戦)の末期の1945年、アメリカ軍はB-29などにより首都東京市に対し、大規模な爆撃を行った。通算50回以上行われた空襲により、東京はほぼ完全な焼け野原となった。 3月10日に行われたB-29爆撃機による大空襲では、40平方キロメートルの円周上にナパーム製高性能焼夷弾を投下し、東京の住民が逃げられないようにした後、その円の内側を塗りつぶすように約100万発(2000トン)の油脂焼夷弾、 黄燐焼夷弾、エレクトロン焼夷弾が投下され、8万人以上の一般市民が犠牲となった。 周辺国に2000万人余りの犠牲者を出した当時の日本の暴走を止めるためには、東京への爆撃も必要かつ効果的な作戦であり、正しい選択であったと考える人も少なくない。同様の理由から、相応しくないとして、アメリカのスミソニアン博物館のエノラゲイ(B-29A)の展示から、ヒロシマ・ナガサキの記録が割愛されたことは記憶に新しい。 聞こえにくい声にこそ耳を傾けるべきだろう。 ◇ B-52は、ボーイング社製の長距離重爆撃機B-29の後継機種。 全長:48.5m |
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