事件名
ソ連軍のアフガニスタン侵攻

国 名

アフガニスタン
年月日 1979年12月24日
詳 細

1978年4月、共産主義政党のアフガニスタン人民民主党は、ソ連の支援を受けてクーデターを起こし、急進的な改革政策を打ち出した。しかし、これらの改革は、農村を中心とする伝統的社会構造を脅かすことから、同年末頃から、政府に対する反乱が起きた。1979年秋以降、アフガニスタン政府はソ連への不信感から、米国との関係を強化しようとした。このような政策転換や反乱の激化といった不安定な政治状況に対し、1979年12月24日、ソ連軍がアフガニスタンを侵攻し、主要都市や軍事拠点を制圧した。この結果、1970年代における米ソ間のデタント(緊張緩和)ムードは一変し、「新冷戦」ともいわれる米ソ間の緊張関係が再来した。