事件名
リフトバレー紛争

国 名

ケニア
年月日 1991年12月〜
詳 細

第一次世界大戦の例を引くまでもなく、近代兵器は「戦」の伝統的なの性格をも変えてきたのかもしれない。


リフトバレーの牧畜民カレンジン人による農耕民ルイア人への襲撃事件が、1991年12月以降ますます激しくなり、1000人以上の死者を出した。カレンジン人は、ルオ人、グシイ人、ルイア人などの近隣の農耕部族から牛を略奪するのを伝統的な生業としていた。1945年のリフトバレー紛争以後、数回の戦争を繰り返している。
(浦野起央編著『20世紀世界紛争事典』三省堂(2000年)より抜粋)