事件名
反3人種体制暴動

国 名

南アフリカ
年月日 1984年8月
詳 細

1984年8月、南アフリカにおいて3人種(白人・インド人・カラード)体制移行の為のカラード・インド系両院選挙に対し、ボイコット運動が全土で展開され当局は反アパルトヘイト組織、統一民主戦線(UDF),学生等200人を予防拘禁したがUFDは1万人を動員してデモを決行、また、学生2万5千人が授業ボイコットを実施した。この反対闘争で約700人の死者が出た。この選挙後ヨハネスブルグ郊外の黒人居住区4ケ所で暴動が発生、アフリカ人4名が射殺された。これに抗議して全土でアフリカ人中学生2万人が授業ボイコットをした。これ等を契機にアフリカ人の暴動が激化した。
(浦野起央編著『20世紀世界紛争事典』三省堂(2000年)より抜粋)