国　名

中央アフリカのルワンダ で、1994年9月『ルワンダ大虐殺』が発生。フツ族強行派によって、３ケ月間でツチ族住民ら50〜１００万人が殺害された。1994年4月6日、ハビャリマナ・ルワンダ大統領とヌタリャミラ・ブルンジ大統領が同乗した飛行機が撃墜され、これを契機に、フツ人の政府軍とツチ族ゲリラ組織、ルワンダ愛国戦線（RPF）との激しい内戦となった。ルワンダ、ブルンジでは、多数派フツ族と少数派ツチ族の民族紛争が長年続いている。
（浦野起央編著『20世紀世界紛争事典』三省堂（2000年）より抜粋）