事件名 |
ネジド巡礼事件 |
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国 名 |
サウジアラビア |
| 年月日 | 1926年6月 |
| 詳 細 | |
時には音楽さえもが衝突の引き金となり、罪もない動物（＝意味を解す術さえない者）までもが巻き込まれる。 1926年6月20日、アラファト山のウクークの日にエジプト巡礼団が軍楽隊と共に行進中、ワッハーブ派イスラム共同体イフワーンがその音楽を「神を冒涜する無神者の所業」と激怒し、その行進を止めた。これに対し、エジプト人将校が発砲を命令し、イフワーン兵士25人とラクダ40頭が射殺された。これに対し、メッカの支配者アブドル・アジズはイフワーンの行動を抑制した。 （浦野起央編著『20世紀世界紛争事典』三省堂（2000年）より抜粋） |
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