事件名
ラビン首相暗殺

国 名

イスラエル
年月日 1995年11月
詳 細

イスラエルのイツハク・ラビン首相、シモン・ペレス外相、パレスチナ解放機(PLO)のヤセル・アラファト議長は、中東和平で歴史的な和解に踏み出しパレスチナ暫定自治に道を開いたとして、1994年ノーベル平和賞を受賞する。その翌年、ラビン首相は暗殺される。信仰に対する謙虚さが、平和や対話の邪魔をする場合がある


1995年11月4日、テルアビブでラビン首相が、西岸を神様がユダヤ人に与えた約束の地とみなすユダヤ人過激派イスラエル人学生によって射殺された。この暗殺は、西岸とガザのパレスチナ自治に対するイスラエル国民の根強い反対をみせつけた。
(浦野起央編著『20世紀世界紛争事典』三省堂(2000年)より抜抜)