事件名
ドイツ赤軍のテロ

国 名

ドイツ
年月日 1968年〜1991年
詳 細

1968年結成された〈ドイツ赤軍(RAF)〉は、1972年フランクフルトの米軍士官倶楽部を爆破し、1人が死亡、ローデンブルクでは最高裁判所判事の自動車を爆破し、判事の妻が重症を負った。ハイデルベルクの米陸軍指令部を爆破し、3人が殺害された。続いて連続テロ事件を起した。主として行政・司法の高官、企業のトップ、米軍施設が標的とされ、襲撃・暗殺・殺害された。そして〈RAF〉は1985年フランスの〈アクション・ディレクト(AD)〉と統一都市政治軍事戦略を策定して、新たな活動を展開した。(浦野起央編著『20世紀世界紛争事典』三省堂(2000年)より抜粋)