事件名
トゥアレグ人反乱

国 名

マリ
年月日 1990年6月〜1992年5月
詳 細

アドラル地方のトゥアレグ人がザウェド解放人民戦線(EPLA)を中心に、1990年6月〜9月に自治を要求してテロ闘争を展開、1200人以上が死亡し、住民の多くがアルジェリアへ非難した。このため、トゥアレグ人が居住しているマリ、アルジェリア、リビア、ニジェールの首脳会議が9月に開催された。アルジェリアの調停で、1991年1月トゥアレグ人のEPLAを承認する協定が成立し、92年1月マリ政府とEPLAとの間で停戦の合意が成立し、3月平和協定が調印された。しかし、トゥアレグ人の反乱が終息したわけではなかった。
(浦野起央編著『20世紀世界紛争事典』三省堂(2000年)より抜粋)